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カミタマンにわかファンブログ

再放送でカミタマンにわかファンになったYZのブログ。ショタ風味。

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2024/04/19(Fri)22:10

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第18話『みんなの迷惑 夏バテ君』【ネタバレ】

2008/12/04(Thu)16:08

【ストーリー】
 根本家の朝の食卓は、ネモトマンの話題でもちきり。
ママ「最近評判いいわあの子」
マリ「だあれ?」
ママ「ほら、ネモトマンとかっていう変な子。……理由はわからないんだけど、三丁目のカドの山田さんのお婆ちゃんがね、お寿司に襲われた時……」

 (お年寄りに襲いかかる寿司を食いつくしお年寄りを救助するネモトマン)

ママ「ネモトマンに助けてもらったんですって。あの子なかなかやるじゃない」

 うつむいて笑みをこぼすまんざらでもない伸介。
カミタマン「おやおや……」
 カミタマンも、ちょっとうれしそうである。

マリ「そう言えば、二組の伊藤さんっていう人が、やっぱり理由はわからないんだけど、おソバに襲われた時、

 (少女に襲いかかるざるそばを完食し少女を助けるネモトマン)

マリ「やっぱりネモトマンに助けてもらったんだって。今小学生の間で、けっこうアイドルしちゃってんのよ」
 口笛を吹いて浮かれる伸介。単純。

パパ「理由はわからないが、会社に今年入った女子社員の村山君が、入浴中におでんに襲われたとき……

 (OLのつかるバスタブに次々浮かび上がるちくわやがんものどき。大根、こんにゃく。そんな女性の浴室に突然ネモトマン出現。湯船に浮かぶおでんを手づかみで食いまくりOLを救出)

パパ「ネモトマンに助けられたそうだ。それ以来村山君、すっかりネモトマンの大ファンになっちゃって、ネモトマンの格好で出勤してくるんだ」
 通勤ラッシュの市道を、ネモトマンコスプレのナイスバディなOLが……
 動画切るのめんどかった。続けてどうぞ。




 浮かれた伸介は、ダイニングでひっくり返り、(一応正体は知らない建前のw)家人の冷たい視線を浴びる。

 誰かに自分の正体をバラしたくてたまらない伸介。公園で通行人の冷たい視線を浴びながら、正体ばらしかけカミタマンに慌てて止められた。
 (親の顔が見たいわ……という呟きがよく聞くと入っているw)

 いつの間にかいなくなった伸介は、巨木を前にトレーニング。ようやく正義のスーパーヒーローの自覚が出てきたかと、カミタマンの目には涙。

 さて、そんな二人に突如届く悲鳴。ポリバケツに主婦が襲われていたのだ。
 「カミタマン、感動して泣いてる場合じゃない」
 変身したネモトマンは、主婦の前にさっそうと登場、お腹をすかせたポリバケツに生ゴミを食べさせ、事件解決。主婦からお礼にジュースをもらった。

 広場に降り立ったネモトマンには、たくさんの幼いファンが押し寄せる。
 色紙を持ってネモトマンを取り囲む幼児たちにネモトマンは
 「並んで並んで! こら、君たち! 君たちはネモトマンの言うことがきけないのか。ネモトマンはそういう子どもは嫌いだ。ネモトマンはそういう子どもにはサインはできない。ネモトマンは君たちが立派な子ども達に立ち直るその日を待っているんだ。……しかし忘れないでほしい。ネモトマンはいつも君たちの心の中で生きているんだ」
 幼児たちの声援を背に、その場を立ち去るネモトマン。

 「……あ~~、やった、カッコいい~~」
 自分の言葉に酔っていた絶好調のネモトマン。
 ……しかしその肩を叩く、あやしげな老人が……。

じじい「へっへっへっへ……」
ネモトマン「誰だ誰だ!?」
じじい「夏バテだす」
ネモトマン「夏バテ!?」
夏バテ「そうだす……あんさんの体力を、いただきに……」

 「へっへっへっへ……」
 巨大な注射器でネモトマンの体力を吸い取る夏バテ。
ネモトマン「どうして……ネモトマンの体力を……」
夏バテ「ネモトマンはん。あんさんなんぼ暑いからいうて、あないジュースやコーラを、飲んだんじゃあ、ねえ……」

夏バテ「まだ思い出しまへんか? 助けてもろうたお礼に出される、ジュースやコーラのことでおます……あないに飲んだら、夏バテにおそわれるのも、当然だす……」
 ふらふらと倒れるネモトマン。


カミタマン「お礼のジュース飲み過ぎて夏バテになる正義のスーパーヒーローどこにいるの!?」
ネモトマン「そんなこと言ったって……」
 さて、ヘルメットなしのネモトマンというか伸介を説教中、電話が鳴る。横山からだった。
カミタマン「え? この暑さで台所に変な虫がわいた!? んなくだらないことで電話してくんな」
 しかしネモトマンはふらふらと立ち上がった。
ネモトマン「正義のスーパーヒーローとしての自覚が、ネモトマンを事件に向かわせる……」
 再び感涙、のカミタマン。
カミタマン「ネモトマン、君こそ真のスーパーヒーローだ……」
ネモトマン「カミタマン、感動して泣いてる場合じゃない、はやくネモトマンを夏バテから救ってくれ……それが神様というもんじゃないか……?」
カミタマン「わかった、ネモトマンの夏バテはカミタマンが治す!」

 さてカミタマンのアイデアはまずスタミナをつけさせることだった。焼き肉、レバ刺し、まむしドリンク、ローヤルゼリー、ユンケル、さいごはスッポンエキス。
カミタマン「どうだ?」
ネモトマン「わーお!」
カミタマン「ようし、横山を変な虫から救え!」
ネモトマン「がーお!」

 横山宅のダイニングでは、変な虫が元気にチャーハンを食していた。横山の殺虫剤攻撃にもびくともしない。そこへ登場ネモトマン。
ネモトマン「こら、変な虫! お前を退治してやる!」
 ぐるるるる……
ネモトマン「いってぇ……」
 攻撃以前に、自らへなへなとうずくまるネモトマン。

ネモトマン「トイレは……?」
横山「……あっち……」
 夏バテの胃腸に、カミタマンの対策は逆効果だった模様で、ネモトマンのお腹は急降下。
ネモトマン「すまない、夏バテで戦う体力がないんだ、せめて君を応援させてもらおう……」
横山「あ!?」
ネモトマン「フレー、フレー……よ、こ、や、ま……がんばれがんばれ……よ、こ、やま、わー……」
 よろよろと、変な虫の方に倒れかかるネモトマン。
変な虫「お! おいおいおい何すんでえスットコドッコイほんとに」
 実はちゃきちゃきの江戸っ子でいい人だった変な虫に負われ、ネモトマンは帰宅。
カミタマン「どうも、うちのネモトマンがお世話になっちゃって……どうして、このクソ暑いのに元気がいいんすか?」
変な虫「てやんでえ、あたぼうよう! こちとら毎朝新聞配達して、体鍛えてるんだからねえ」

 さて、夏バテからの復活を目指し、新聞配達をやらされることになったネモトマン。さらに牛乳配達……
カミタマン「うーん、やっぱり体力をつけるためには、新聞配達、牛乳配達の他に、たくわん配達も……」
ネモトマン「お前がやれ!」

 結局体力作りを投げ出したネモトマンに失望のカミタマンは、公園で一人思い悩む。
 そんなカミタマンの耳に、テキヤじみた関西弁が飛び込んできた。

夏バテ「夏の暑さは、ネモトマンの体力で乗り切ろう! さあいらはいいらはい……さあ、どないだ? ひと吸い千円だっせ」
 ビニール袋に詰めた「体力」を売っている!
 ネモトマンのみならず、アントニオ猪木や小錦、ダンプ松本まで……。
客「ネモトマン下さい!」
夏バテ「ひと吸い千円だす。……ハイ、そこまで!」
 このままではネモトマンの体力が吸い尽くされてしまう。
カミタマン「あいつが夏バテ! んんん! カミタンブーメラン!」
夏バテ「そこの社長どないでっか!……ありゃ! おおお何や何やなんぞわてに恨みでもあんのんかいな」
カミタマン「こら夏バテ! よくもネモトマンの体力を奪ったな!」
夏バテ「ちょちょ、ちょっとまっとくんなはれや。あんさんは、正義のスーパーヒーローの、何だす?」
カミタマン「親友のカミタマンだ!」
夏バテ「へへへ、あんさんも体力失うて、夏バテになりたいみたい、でんな」
 例の注射器がカミタマンの胸に。しかし今日のカミタマンはひと味違った。
 木槌の一振りで付近を冬に! 雪を降らす。
 バラバラに砕け散って夏バテは消滅した。

 回収した体力は、赤いワインゼリーのような物体だった。

 奪われた自分の体力を食べるネモトマン

カミタマン「……おいしいか?」
ネモトマン「おいしいもくそもないよ、もともと自分の体力なんだから!」

 そしてどうやら、今度こそ復活のネモトマン!

 そこに横山から電話。また変な虫が出たというのだ。
ネモトマン「よし! 今度こそこのネモトマンにまかせろ!」
 元気いっぱい飛び立ち、横山家へ向かう。
横山「あ、ネモトマン!」
ネモトマン「横山君! 今度こそ!」
横山「変な虫をやっつけてくれるの!?」
ネモトマン「いや、君を元気いっっぱい応援してあげる! フレーフレー! よっこやま! がんばれがんばれよっこやま! わーーーー」
横山「…………」

 ――――

カミタマン「これだもん……これだもん! ねえ!?」


【コメント】

 このネタのあやしさと、それが当たり前のように流れていく日曜の九時。お子様と一緒にテレビ見てた親、どう思ったんでしょうねえw

 体力を注射器で吸い取る。それを売る(笑) ……で、吸い取られた体力を食べて復活。
 変な虫はこれ一回きりのキャラで、わざわざこんな着ぐるみ作ったのかと思うと微苦笑。

 そして何より、序盤のネモトマンの活躍シーンのいかれ具合。おでんの浮かんだ風呂に入る女優さんもきついけど、そのおでんを食べるという……まあ、たぶん浮かんでたやつそのものではないとは思うけど(そうだったら児童虐待だなw)。寿司もそばも本物。ばくばく食ってる(食わされてる)岩瀬君。だいぶ序盤の頃と外見自体変わってきてます。ほぼ間違いなく、制作スタッフの偉い人の誰かが、太めの男の子大好きなんだよね。ペットントンでもガン太くんのフィーチャーぶりは尋常ではなかったし……。
 幼い頃の岩瀬君は安徳天皇とかやってるかわいいどころきれいどころだったのにw

 物語中でも、最初はカミタマンの無茶っぷりに振り回されてひどい目にあっていた伸介が、ちょっとずつ「成長」してたくましくもおバカになっていきます。勉強しすぎで狂ったように苦悩(台本に「完全に苦悩しすぎていた」って書いてあるw)するシーンや、「パパの母乳(?)で育ったエピソード」など、暴走していきます。

 ……でも、それでも何か感情移入してしまう「近さ」が伸介やカミタマンのキャラクターにあって、最終回僕は泣いちゃいましたね。……僕だけ変なのではないですよw そんな書き込み、よそのBBSでも見ましたし。

追記:
 ネモトマンルックのグラマーOLは必見です。狂ったビジュアルw
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No.43|エピソード紹介Comment(8)Trackback()