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カミタマンにわかファンブログ

再放送でカミタマンにわかファンになったYZのブログ。ショタ風味。

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2024/04/27(Sat)19:06

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第20話『末は博士かダメパパか』【ネタバレ】

2010/02/17(Wed)18:01

【ストーリー】
 根本家はパパ抜きの夕食。
カミタマン「パパ、今日も遅いの?」
ママ「残業だなんて言ってたけど、どうせいつものとこでしょ」
伸介「養老の瀧チェーン?」
ママ「ううん。最近はつぼ八チェーンに変えたんだって」
伸介「つぼ八?」

 つぼ八ではパパが部下と楽しく飲み中だったが……

パパ「なあデスコ行こうデスコ!」
女子社員「あのう……母が病気なもんで」

 ……どうも浮き上がっているご様子。

 カミタマンと伸介二人、野球中継を楽しんでいるところに、パパが酔って帰宅。

パパ「ぷはあ! パパでちゅよ~」
マリ「あ、くっさぁい!」

 チューしてきそうな勢いのパパから逃れるマリ。

パパ「伸介ちゅわん……」

 抱きつかれそうになった伸介は、パパにカミタマンを押しつけて逃れた。

 だらしなく泥酔して倒れるパパに、幻滅の伸介。

 ……その夜……

 寝床からやおら起き上がった伸介は、寝言で……
 「ママ、別れて。こんな人と別れて。こんな人僕のパパじゃない、ただのおじさんだ。僕は認知しない
 「絶対僕はパパみたいにならない!」

 …………

 翌朝。庭で歯みがきの伸介はパパにつめたい。「自分の胸に手を当てて考えれば」と、カミタマンにたしなめられても、自覚はゼロの模様。

 さて、伸介をプールに誘いに来た横山は、カン照りの路上でおもむろに服を脱ぎ始める。

伸介「横山! こんなところで裸になんかなるなよ……ああ、あっちなあ、あっちいよう」

 通行人の視線が痛い。

 寝言でああは言った伸介だが、実はあまり懲りていなかった。プールに行った隙に伸介の部屋をチェックしたママが、真っ白な宿題ドリルの束を発見したのだ。

ママ「あなた! はやく伸介をプールから連れ戻して!」

 ツノの生えたママに追われ、プールに向かうパパ。

準備中



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No.46|エピソード紹介Comment(3)Trackback()

動画 ネギ太の尻w

2009/04/24(Fri)13:09







 リクエストもあったことですし番外編でペットントンを。

 でも記憶と違っておしりぺんぺんというよりはおしり丸出しでした。でも今のテレビじゃ難しそうなんでわりと貴重かと。

 ちなみに「ネギ太ってかわいいおしりしてるな」と謎のセリフを吐く太った少年(ガン太)はホモでネギ太を愛していることをカミングアウトしていますw かえすがえすもすごい番組だw

 演技の間の悪さも独特で、まさに不思議です。

No.45|番外編Comment(3)Trackback()

第19話『長寿庵の中華三兄弟』【ネタバレ】

2009/04/01(Wed)06:25

【ストーリー】
 夏休みの根本家。マリとカミタマンは朝の体操、パパは盆栽いじり、ママは朝食の準備……伸介は、睡眠中。

伸介「ごちそうさま!」
 寝間着のまま朝食の伸介は、一番に食べ終わるやいなや……
伸介「さあ!」
ママ「たまには夏休みの宿題やったらどうなの?」
伸介「ぶるるる……(NO!)」
パパ「また寝るのか?」
伸介「おやすみなさい!(にっこり)」

パパ「むぐぐぐぐ ……もう!」
ママ「あなた! あきらめましょう。ねえ、あきらめましょう!」

 一般的な非行化とは違う自堕落二度寝が得意技になってしまったらしい伸介。

 汗を流して帰ってきたマリとカミタマン。
マリ「あれ? ないない! わたしの大好物の桃屋の塩辛ない! パパでしょ!?」
パパ「ううん。伸介」
マリ「お兄ちゃん……」
ママ「ママだって止めたのよ。だいたいママは小学生がイカの塩辛食べること自体……」
マリ「いいわよいいわよ! 桃屋の花ラッキョでガマンするから……カラッポ……」
ママ「また伸介」
マリ「……もう怒っちゃう!」

 マリは二階に上がっていき、二階からはモノスゴイ音と伸介の悲鳴が……。

カミタマン「大丈夫大丈夫、たまには兄弟げんかぐらいしなくっちゃ」
ママ「そうね」

 ……傷だらけの伸介が上げる悲鳴を背景に、カミタマンはしみじみ、「はあ……いいなあ、兄弟げんか……」 

 朝のトレーニング中も、ふと見かけた兄弟らしい犬が気になったり、一人っ子らしいカミタマンは兄弟がうらやましく見えてしょうがないようだ。
 公園にて。
横山「カミタマン、お前そんなに兄弟ほしいの?」
カミタマン「うん……兄弟げんか、してみたい」

 …………

横山「カミタマン、俺達、兄弟になろう!」
 彼も一人っ子であるという横山の唐突な提案に乗り、さっそく兄弟げんかを始めてみたが……。

 …………

横山「カミタマン……兄弟げんかの味ってずいぶん痛くないか? ……俺、一人っ子の方がよかった」

 と、取り残されてしまったカミタマン。
 再びブルー入ったカミタマンの頭上を飛来して過ぎていったのは、何とそば屋のおかもちであった。

 空飛ぶおかもちは交番に飛び込み、中に入っていた冷やし中華おばさんは、何やら火急の相談事がある模様。しかしおまわりさんは全然居眠り中でちっとも起きてくれない。

 さて、そんな冷やし中華おばさんに、カミタマンは神様らしく相談に乗ってあげることにした。

冷やし中華「実は、長寿庵の中華三兄弟のことなんだけどね……」
  
 長男の中華そば、次男のもやしそば、末っ子の五目中華――

 彼ら、長寿庵の中華三兄弟の仲の悪さが、冷やし中華おばさんの悩みのタネだったのだ。

中華そば「こら、五目中華の弟、お前やたらキャベツやにんじん入れやがって、それじゃ広東麺と変わりねえじゃねえか。日本そば屋の中華三兄弟なら、日本そば屋の中華らしく、もう少しあっさりしろってんだ」
もやしそば「中華そばあんちゃん、それ言っちゃ五目中華が……」
五目中華「もやしそば兄ちゃん、いいんだよ。中華そば兄ちゃん、俺だって言わせてもらうよ。俺は、中華そば兄ちゃんみたいな、チャーシューと、なるとと、シナチクと、焼きノリ一枚だけの、貧乏くさい人生はやだよ!」
もやしそば「おい五目中華! そりゃ言い過ぎだぞ」
中華そば「この野郎! 弟だ弟だと思って甘やかしておけば……」
 とことある事に長男と末っ子がケンカをし、真ん中のもやしそばが仲裁に入るという……。

カミタマン「よくある兄弟げんかじゃないの~」
冷やし中華おばさん「違うのよカミタマン。あんたにはわかってないのよ、日本そば屋における中華三兄弟の立場っていうものが……まわりには口うるさい、ざるそばやたぬきうんどんが」

 日本そば屋における中華メニューはいわば外道であり、「中華は中華専門店へ行け」と、ママコ扱いで立場が非常に微妙なのだった。

 そんな二人のところに、またおかもちが飛んできた。とうとう店を追い出されてしまった中華三兄弟である。
 そしてこりずにけんかを始める中華そばと五目中華。

 ここでいったん場面は根本家に。ダイニングの仲良し兄妹である。
 つんつんしているマリが、謝っても許してくれないので伸介は自分にビンタとパンチをお見舞いしはじめたのだった。そして自分のアッパーカットでノックアウト。


 兄弟げんかは続く。
 そのうち、真ん中のもやしそばがついに……。
 「冷やし中華のおばさん……俺もう疲れちゃったよ。けんか止めるのもうあきた! 勝手にやらせておけばいいじゃんかよう! 中華そばあんちゃんも、五目中華の弟も、みんなキライだ! 俺はもやしそばだ~~!」

 カミタマンが二人のケンカをコショウで止めている最中に、もやしそばはいなくなっていたのだ。からっぽの鉢とテープを残して。

 ようやく目が覚めた二人は汁の涙を流して泣くが、家出したもやしそばがそれで帰ってくるわけでもない。そのうちまた責任のなすりあいをはじめた二人にあきれたカミタマンは、ラップで二人の「口」を塞いだ。
 それでも結局、冷やし中華おばさんに泣きつかれ、カミタマンはもやしそばを探してやることになった。

 ――さて一方、仲良し兄妹。
 自らをノックアウトした伸介がいつまで経っても目覚めないので、マリは座布団でポカリ、ゴミ箱でポカリ、あげくにフライパンを振り上げ――
伸介「ナニすんの!?」


 もやしそばを探し歩くカミタマン。
 そんな彼に、突然声をかけてきたのは、フケた感じのヤンキー姉ちゃん。チェーンでカミタマンをからめとり、もやしそばの所に案内してもいいが、金を……ときた。

 しかしカミタマンにはこの程度の相手はもはや敵ではない。カミタンブーメランの必要もなく、彼女の隙をついて打ち倒す。
カミタマン「さあ、もやしそばはどこだ!?」

 彼女に案内されたのは、「バラ館」なるあやしい建物……。

 薄暗い店内では、パンティーをかぶって「夜の仕事」に身をやつすもやしそばの姿が……!


 いやがるもやしそばを捕獲したカミタマン。連れて帰ろうとするが、ごねて暴れて始末におえない。怒ったカミタマンは彼を閉じこめた虫かごを投げ出し、カミタンブーメランをお見舞いしようとする。

 そこに現れたのは、中華そばと五目中華だった。
中華そば「弟をやるなら、この俺を」
五目中華「あんちゃんの代わりに、僕を」

 カミタマンはブーメランと彼らの間に入り、自分を盾に彼らにあたるのを避けると、
 「仲良く暮らせ、中華三兄弟」
 と言い残して、夕日を浴びて去っていくのだった。

【コメント】

 いわゆる無生物ネタの秀作のひとつと思われる。

 大半の場面でどのラーメンも本物w この番組のホンモノ指向は何かが違う。

 しかし「バラ館」て……。子どもにわかるわけないし、日曜の九時からこれを見せられて子どもに質問でもされた親はさぞかし困惑しただろう。

 そんな番組に主演の岩瀬君は、今回もあられもない姿を披露。乳首のところに穴があいています……。

No.44|エピソード紹介Comment(6)Trackback()

第18話『みんなの迷惑 夏バテ君』【ネタバレ】

2008/12/04(Thu)16:08

【ストーリー】
 根本家の朝の食卓は、ネモトマンの話題でもちきり。
ママ「最近評判いいわあの子」
マリ「だあれ?」
ママ「ほら、ネモトマンとかっていう変な子。……理由はわからないんだけど、三丁目のカドの山田さんのお婆ちゃんがね、お寿司に襲われた時……」

 (お年寄りに襲いかかる寿司を食いつくしお年寄りを救助するネモトマン)

ママ「ネモトマンに助けてもらったんですって。あの子なかなかやるじゃない」

 うつむいて笑みをこぼすまんざらでもない伸介。
カミタマン「おやおや……」
 カミタマンも、ちょっとうれしそうである。

マリ「そう言えば、二組の伊藤さんっていう人が、やっぱり理由はわからないんだけど、おソバに襲われた時、

 (少女に襲いかかるざるそばを完食し少女を助けるネモトマン)

マリ「やっぱりネモトマンに助けてもらったんだって。今小学生の間で、けっこうアイドルしちゃってんのよ」
 口笛を吹いて浮かれる伸介。単純。

パパ「理由はわからないが、会社に今年入った女子社員の村山君が、入浴中におでんに襲われたとき……

 (OLのつかるバスタブに次々浮かび上がるちくわやがんものどき。大根、こんにゃく。そんな女性の浴室に突然ネモトマン出現。湯船に浮かぶおでんを手づかみで食いまくりOLを救出)

パパ「ネモトマンに助けられたそうだ。それ以来村山君、すっかりネモトマンの大ファンになっちゃって、ネモトマンの格好で出勤してくるんだ」
 通勤ラッシュの市道を、ネモトマンコスプレのナイスバディなOLが……
 動画切るのめんどかった。続けてどうぞ。




 浮かれた伸介は、ダイニングでひっくり返り、(一応正体は知らない建前のw)家人の冷たい視線を浴びる。

 誰かに自分の正体をバラしたくてたまらない伸介。公園で通行人の冷たい視線を浴びながら、正体ばらしかけカミタマンに慌てて止められた。
 (親の顔が見たいわ……という呟きがよく聞くと入っているw)

 いつの間にかいなくなった伸介は、巨木を前にトレーニング。ようやく正義のスーパーヒーローの自覚が出てきたかと、カミタマンの目には涙。

 さて、そんな二人に突如届く悲鳴。ポリバケツに主婦が襲われていたのだ。
 「カミタマン、感動して泣いてる場合じゃない」
 変身したネモトマンは、主婦の前にさっそうと登場、お腹をすかせたポリバケツに生ゴミを食べさせ、事件解決。主婦からお礼にジュースをもらった。

 広場に降り立ったネモトマンには、たくさんの幼いファンが押し寄せる。
 色紙を持ってネモトマンを取り囲む幼児たちにネモトマンは
 「並んで並んで! こら、君たち! 君たちはネモトマンの言うことがきけないのか。ネモトマンはそういう子どもは嫌いだ。ネモトマンはそういう子どもにはサインはできない。ネモトマンは君たちが立派な子ども達に立ち直るその日を待っているんだ。……しかし忘れないでほしい。ネモトマンはいつも君たちの心の中で生きているんだ」
 幼児たちの声援を背に、その場を立ち去るネモトマン。

 「……あ~~、やった、カッコいい~~」
 自分の言葉に酔っていた絶好調のネモトマン。
 ……しかしその肩を叩く、あやしげな老人が……。

じじい「へっへっへっへ……」
ネモトマン「誰だ誰だ!?」
じじい「夏バテだす」
ネモトマン「夏バテ!?」
夏バテ「そうだす……あんさんの体力を、いただきに……」

 「へっへっへっへ……」
 巨大な注射器でネモトマンの体力を吸い取る夏バテ。
ネモトマン「どうして……ネモトマンの体力を……」
夏バテ「ネモトマンはん。あんさんなんぼ暑いからいうて、あないジュースやコーラを、飲んだんじゃあ、ねえ……」

夏バテ「まだ思い出しまへんか? 助けてもろうたお礼に出される、ジュースやコーラのことでおます……あないに飲んだら、夏バテにおそわれるのも、当然だす……」
 ふらふらと倒れるネモトマン。


カミタマン「お礼のジュース飲み過ぎて夏バテになる正義のスーパーヒーローどこにいるの!?」
ネモトマン「そんなこと言ったって……」
 さて、ヘルメットなしのネモトマンというか伸介を説教中、電話が鳴る。横山からだった。
カミタマン「え? この暑さで台所に変な虫がわいた!? んなくだらないことで電話してくんな」
 しかしネモトマンはふらふらと立ち上がった。
ネモトマン「正義のスーパーヒーローとしての自覚が、ネモトマンを事件に向かわせる……」
 再び感涙、のカミタマン。
カミタマン「ネモトマン、君こそ真のスーパーヒーローだ……」
ネモトマン「カミタマン、感動して泣いてる場合じゃない、はやくネモトマンを夏バテから救ってくれ……それが神様というもんじゃないか……?」
カミタマン「わかった、ネモトマンの夏バテはカミタマンが治す!」

 さてカミタマンのアイデアはまずスタミナをつけさせることだった。焼き肉、レバ刺し、まむしドリンク、ローヤルゼリー、ユンケル、さいごはスッポンエキス。
カミタマン「どうだ?」
ネモトマン「わーお!」
カミタマン「ようし、横山を変な虫から救え!」
ネモトマン「がーお!」

 横山宅のダイニングでは、変な虫が元気にチャーハンを食していた。横山の殺虫剤攻撃にもびくともしない。そこへ登場ネモトマン。
ネモトマン「こら、変な虫! お前を退治してやる!」
 ぐるるるる……
ネモトマン「いってぇ……」
 攻撃以前に、自らへなへなとうずくまるネモトマン。

ネモトマン「トイレは……?」
横山「……あっち……」
 夏バテの胃腸に、カミタマンの対策は逆効果だった模様で、ネモトマンのお腹は急降下。
ネモトマン「すまない、夏バテで戦う体力がないんだ、せめて君を応援させてもらおう……」
横山「あ!?」
ネモトマン「フレー、フレー……よ、こ、や、ま……がんばれがんばれ……よ、こ、やま、わー……」
 よろよろと、変な虫の方に倒れかかるネモトマン。
変な虫「お! おいおいおい何すんでえスットコドッコイほんとに」
 実はちゃきちゃきの江戸っ子でいい人だった変な虫に負われ、ネモトマンは帰宅。
カミタマン「どうも、うちのネモトマンがお世話になっちゃって……どうして、このクソ暑いのに元気がいいんすか?」
変な虫「てやんでえ、あたぼうよう! こちとら毎朝新聞配達して、体鍛えてるんだからねえ」

 さて、夏バテからの復活を目指し、新聞配達をやらされることになったネモトマン。さらに牛乳配達……
カミタマン「うーん、やっぱり体力をつけるためには、新聞配達、牛乳配達の他に、たくわん配達も……」
ネモトマン「お前がやれ!」

 結局体力作りを投げ出したネモトマンに失望のカミタマンは、公園で一人思い悩む。
 そんなカミタマンの耳に、テキヤじみた関西弁が飛び込んできた。

夏バテ「夏の暑さは、ネモトマンの体力で乗り切ろう! さあいらはいいらはい……さあ、どないだ? ひと吸い千円だっせ」
 ビニール袋に詰めた「体力」を売っている!
 ネモトマンのみならず、アントニオ猪木や小錦、ダンプ松本まで……。
客「ネモトマン下さい!」
夏バテ「ひと吸い千円だす。……ハイ、そこまで!」
 このままではネモトマンの体力が吸い尽くされてしまう。
カミタマン「あいつが夏バテ! んんん! カミタンブーメラン!」
夏バテ「そこの社長どないでっか!……ありゃ! おおお何や何やなんぞわてに恨みでもあんのんかいな」
カミタマン「こら夏バテ! よくもネモトマンの体力を奪ったな!」
夏バテ「ちょちょ、ちょっとまっとくんなはれや。あんさんは、正義のスーパーヒーローの、何だす?」
カミタマン「親友のカミタマンだ!」
夏バテ「へへへ、あんさんも体力失うて、夏バテになりたいみたい、でんな」
 例の注射器がカミタマンの胸に。しかし今日のカミタマンはひと味違った。
 木槌の一振りで付近を冬に! 雪を降らす。
 バラバラに砕け散って夏バテは消滅した。

 回収した体力は、赤いワインゼリーのような物体だった。

 奪われた自分の体力を食べるネモトマン

カミタマン「……おいしいか?」
ネモトマン「おいしいもくそもないよ、もともと自分の体力なんだから!」

 そしてどうやら、今度こそ復活のネモトマン!

 そこに横山から電話。また変な虫が出たというのだ。
ネモトマン「よし! 今度こそこのネモトマンにまかせろ!」
 元気いっぱい飛び立ち、横山家へ向かう。
横山「あ、ネモトマン!」
ネモトマン「横山君! 今度こそ!」
横山「変な虫をやっつけてくれるの!?」
ネモトマン「いや、君を元気いっっぱい応援してあげる! フレーフレー! よっこやま! がんばれがんばれよっこやま! わーーーー」
横山「…………」

 ――――

カミタマン「これだもん……これだもん! ねえ!?」


【コメント】

 このネタのあやしさと、それが当たり前のように流れていく日曜の九時。お子様と一緒にテレビ見てた親、どう思ったんでしょうねえw

 体力を注射器で吸い取る。それを売る(笑) ……で、吸い取られた体力を食べて復活。
 変な虫はこれ一回きりのキャラで、わざわざこんな着ぐるみ作ったのかと思うと微苦笑。

 そして何より、序盤のネモトマンの活躍シーンのいかれ具合。おでんの浮かんだ風呂に入る女優さんもきついけど、そのおでんを食べるという……まあ、たぶん浮かんでたやつそのものではないとは思うけど(そうだったら児童虐待だなw)。寿司もそばも本物。ばくばく食ってる(食わされてる)岩瀬君。だいぶ序盤の頃と外見自体変わってきてます。ほぼ間違いなく、制作スタッフの偉い人の誰かが、太めの男の子大好きなんだよね。ペットントンでもガン太くんのフィーチャーぶりは尋常ではなかったし……。
 幼い頃の岩瀬君は安徳天皇とかやってるかわいいどころきれいどころだったのにw

 物語中でも、最初はカミタマンの無茶っぷりに振り回されてひどい目にあっていた伸介が、ちょっとずつ「成長」してたくましくもおバカになっていきます。勉強しすぎで狂ったように苦悩(台本に「完全に苦悩しすぎていた」って書いてあるw)するシーンや、「パパの母乳(?)で育ったエピソード」など、暴走していきます。

 ……でも、それでも何か感情移入してしまう「近さ」が伸介やカミタマンのキャラクターにあって、最終回僕は泣いちゃいましたね。……僕だけ変なのではないですよw そんな書き込み、よそのBBSでも見ましたし。

追記:
 ネモトマンルックのグラマーOLは必見です。狂ったビジュアルw

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第17話『爆笑!海賊おじさん』【ネタバレ】

2008/05/02(Fri)22:27

【ストーリー】

【コメント】
 ネタとしては居候先の家族に冷遇されてホームシックの、ペットントンではしばしば見られたパターンである(なにしろ畑家の面々の性格の悪さは根本家の比ではない)。
 後に準レギュラーとなる佃煮博士を演じる俳優さんの初登場は意外にも全く別人役のこの「海賊」である。なかなかのキャラだがこれ一回きり。
 話は行川アイランドの観光ガイドみたいで内容が薄く、ビジュアル的な見どころもほとんどない。なのでとりあえず紹介は飛ばす予定。次の「夏ばて」ネタはかなり強烈だしw

No.42|エピソード紹介Comment(2)Trackback()

第16話『お化けより愛を込めて』【ネタバレ】

2008/04/28(Mon)21:55

【ストーリー】
 終業式が終わり、伸介待望の夏休み。子ども達待望の夏休みがやってきた。
 カミタマンは公園で、瓶のオレンジジュースを飲もうとしていたところだったが、子ども達の会話が、耳に入る。
横山「うち今年の海水浴ハワイだって」
少年たち「うちはアメリカ西海岸。根本のとこは?」
伸介「うちは……そうそう、うちは南極に行って、この暑さをしのごうと思って」

カミタマン「伸介のやつ……あんな嘘言っちゃって」
 と、振り返れば、サーカス団長のようなシルクハットの男が、オレンジジュースを盗み飲みしているではないか。怒鳴りつけたが遅かった。
カミタマン「なんだあいつ……?」
伸介「わっ!!」
カミタマン「どわぁああ!」
 背後から忍び寄った伸介におどかされてしまったカミタマン。
伸介「カミタマン。お前なにしてんの?」
カミタマン「おどかすなよ……」
 ジュースを盗まれたと話すカミタマンを、伸介は全く信用しない。
伸介「カミタマン……この暑さでアタマを……ナムアミダブツ」
カミタマン「こいつぅ!」

 草原に寝転んで、上機嫌の伸介。
カミタマン「伸介、何をそんなに……?」
伸介「夏休み夏休み! 明日から学校行かなくてすむの!」
カミタマン「でも、宿題があんだろ?」
伸介「あんなの、九月になって最初の二週間ぐらい先生に怒られてれば、そのうち許されちゃうの!」
カミタマン「なるほど……。あ、そうそうさっき聞いちゃったんだけど、南極に行くとか、やっぱり嘘つくのは……」
伸介「いいだろ、ああやってみんな、精一杯ミエはってんだから。横山だってハワイに海水浴に行くって言ってたけど、ほんとうは伊豆の民宿なんだ」


 一方、シルクハットの怪紳士は、スケジュール表に「根本家 カミタマン」を書き加えていた……。


 根本家の夕食は真夏に「湯豆腐」……パパの大好物らしいが、みんなは滝のように汗を流しうんざり模様。今夜も蒸しそうである。

 暑さに寝つけないカミタマンを尻目に、すごい寝相で熟睡の伸介。
 そんなカミタマンは、突然ぞくぞくと寒気を覚える。怪音と振動、ドアは開かず……おびえたカミタマンは必死に伸介を起こすが、びくともしない。
 提灯お化けが出現し、ついにカミタマンは意識を失った。
カミタマン「ああ、ようやくこれで寝つかれる……」
 残された提灯お化けは、そんなカミタマンの姿に、なぜかほんのりと頬を染めるのだった(乙女提灯らしい)。

 日中の路上。明るい陽射しの下に似つかわしくない一つ目やカラカサなどのお化け達が集まる。「興業」を終えた彼らを乗せた車を運転するのは、例のシルクハットの怪紳士である。助手席には、ちょうちん乙女が……。
 男が車のカセットデッキにテープを入れようとすると、
ちょうちん「やめて」
男「ん? ……うん」
ちょうちん「気分じゃないわ」
 曰くありげな、気まずい空気。さながら、流れ者と情婦のようである。

 根本家では朝っぱらから伸介とカミタマンが口げんか。二人とも頭にこぶをつくって相手の寝相のせいにしいるが、お互い様ではないだろうか。それはともかく、家族の誰もが、カミタマンのお化け話を信じなかった。

 一人午後のお茶を啜りながら、男が手にしたロケットの中の写真は、あのちょうちん乙女だった。プロモーターの立場にありながら、「従業員」の一人に真剣に恋してしまったようだ。外から笑い声が聞こえる。
 「だって初恋がろうそくだなんて……」
 「いいじゃないのよ!」
 「でも、そのカミタマンとかいうやつ、そんなに初恋のろうそくににていたのかい?」
 「ええ、うり二つ」


 大正生まれのババアにまでバカにされたカミタマンは、徹夜でお化けの正体を見極めてやることを決意した。



 つきあってやると言った伸介はあっさりと先に寝てしまい、無理矢理ネモトマンに変身させても起きない。カミタマンは単身お化けと立ち向かうことに。

 勇気の一撃カミタンブーメランは見事ちょうちんお化けをしとめるが、倒れたちょうちんの目からこぼれる涙……。
 カミタマンはそんなことはつゆ知らず、みんなを起こそうと大声を張り上げるが、背後に忍び寄る影、頭に一撃を食らい、意識を失うのだった。
男「かわいそうにちょうちん……」

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