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カミタマンにわかファンブログ

再放送でカミタマンにわかファンになったYZのブログ。ショタ風味。

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2024/11/28(Thu)00:50

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第01話 『ギョ!お湯から神様』【ネタバレ】

2006/12/02(Sat)22:23

【あらすじ】
「僕ってだめなんだ。恋愛だけじゃなく、何もかもほとんど最低少年で」
 失恋の痛手を背負って砂浜から海に石を投げる根本伸介少年。ところがその時海の向こうで突然大爆発。砂浜に流れ着いたのは固く閉ざされたカップ麺の容器だった。
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うちに帰り、お湯を注ぐとそこから、得体の知れない生物が……。伸介は意識を失った。

 翌朝、夢かもしれないと昨日を思い返す伸介だったが、朝の食卓にその生物が出現。「超一流の神様、カミタマン」と名乗る。家族が「保健所だ!」と大騒ぎしているところに、伸介の友人、横山が急を告げた。「ふみこちゃん(伸介がふられた子)が、番長に連れ去られようとしています!」
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「こうなったら、お前を神様と信じるしかない!」カミタマンを連れて、現場に急ぐ。今まさに番長の子分たちがふみこちゃんの手を無理矢理引っ張っているところだ。横山は素早く逃げ、カミタマンも全く戦意がない。ぼやく伸介「あ~あ、僕がスーパーヒーローにでもなれたらなあ、あんなフけた番長、がんがんやっつけてあげられるのに」。
 その時カミタマンの目が輝いた。「このカミタマン、伸介をスーパーヒーローにしてあげられちゃうんだなー」
 そして正義のスーパーヒーロー「ネモトマン」が誕生した。
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 ……しかし、ほとんどいいところなくボコボコに……。敗走するネモトマンが自分の方に向かってくるのにびびったカミタマンの「カミタンブーメラン」が発動、何とか危機を脱する。

【みどころ】
 第1話ということでキャラ紹介などの必要もあるだろうし、ネタ的には凡庸。やはり笑えるのはネモトマンのあり得ない弱さで、悪玉に「やっちまえ!」と言われて本当にボコボコにされるヒーローもまずいない。ポイントはこれを九歳(10歳前かな)の少年が演じているということで、この歳ならヒーローのごっこ遊びをやっと卒業したくらいのもんだろう。それがこの役、どんな気持ちで演じてたのかなあ。主役って聞いて大喜びしただろうに。二秒ともたなかったネモトマンの得意げな顔とダブるなあ。

 それから、後々の話と比べて面白いのは、ネモトマンを、一部大人のスタントマンが演じてることだ。そのため時々不自然。逆に言うと、このカッコ悪いコスチュームのヒーローは基本的に岩瀬君自身が演じている。
その岩瀬君だが、初期は後期とは全然印象が違う。カットによっては正統派のかわいい男の子だ(美少年とはちょっと違う)。
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 また、キャラが変わっている。一人称が「僕」から「俺」に変わり、この第一話をはじめ、ちょっとうじうじした感じは、影を潜め、むしろワルガキっぽくなっていくのだ。その成長を見届ける意味でも、第一話の彼を心にとどめておきたいところだ。
 それから、伸介はこの第一話の段階で、すでにカミタマンを友達にしたがっている。ママの怒りが爆発しそうな時に、カミタマンを応援しているのだ。カミタマン自身が「子ども」で、しかも悪さが過ぎて神様失格でカミタン島を追い出された落第生で、自称「何もかも最低少年」伸介と友情を育んでいく。ドタバタ、時には「そんな無茶な」というネタの嵐の仲で、実はこのラインは守られていて、かつ、その「まとも」な部分は、シャイな、控えめな表現で語られることが多い。ここが筆者は、とても好きだ。

 その他のキャラだが、パパとママは、べたべたで仲がいい。ついでに伸介のこともすごくかわいがっている。とてもいい家族である。食卓はいつも幸せそうである。このあたりも、ギャグに織り交ぜシャイに表現されている。
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